さて日本に帰国したら、またやるべきことがあります。もう少し頑張りましょう。

 役所関係手続き
まず海外駐在している間は我々の日本での「住民票」はありませんので、それを作る必要があります。同時に「印鑑登録」も必要です。
また、子供を公立の小学校・中学校に入れる場合には、
転入手続きが必要になります。これは現地(海外)の学校から在学証明を入手しているはずなので、それを持って役所の担当部署(成田市役所の場合は学務課)へ行き、転入する学校長宛の手続き書を発行してもらい、それを学校に提出する必要があります。

 電気、ガス、水道、電話の開通準備
いずれも電話して開通依頼すればOKです。ガス(都市ガス)及び水道は来て貰って開栓してもらいます。

 倉庫に預けた荷物の引き取り
私の場合は家具類は日本での倉庫に預けていたので、それの引取り・搬入を依頼しました。これもシーズンでは混んでいるので早めに予約しておいた方がいいでしょう。注意点は受取時に荷物の状態をよく確認することです。特に扉がついているタンスなどは、開け閉めして動作を確認します。万一にも破損していたりキズがついていた場合には補償を求めることになります。我が家の場合は後で分かったのですが、タンスの扉の蝶つがいがいくつか壊れていましたので、後日引き取ってもらい、現在無償修理中です。

 車の購入
都心に住んでいない限りいまや車は生活必需品でしょう。我が家の場合は先に説明しました通り、シンガポールにいる間に契約していましたので、帰国後は登録手続きのみで5日ほどで車が納車されました。帰国した翌日には市役所に行って印鑑登録し印鑑証明を入手しディーラーに手渡してすぐに登録手続きをしてもらいました。これは本当に助かりました。合わせて奥さん用のセカンドカーで中古の軽自動車も購入。これまた合わせて結構な出費となりました。

 引越し荷物の受取り
シンガポールより送った引越し荷物の受け取りが一番大変なイベントになるでしょう。
航空便は概ね発送後1週間で到着、船便は3週間〜1ヵ月後の到着になります。やはり受取時には、破損、キズがないか確認することと、間違いなく出荷した荷物が全て到着しているかも、リストをもとに良く確認して下さい。不具合あった場合には、すぐに業者さんにクレームをつけて対応してもらいます。
我が家の場合は、まず現地通貨が一部紛失していました。これは少額であったのでクレームつけていません。しかし奥さんがお土産用にわざわざ買って送った
coach のキーホルダーが1個紛失。これは結構高価であったのでクレームつけて、弁償してもらいました。
尚、ダンボールと中に入っている緩衝材は処分に困るので、全部開梱した後で輸送業者の方に依頼して引き取ってもらいます。

 自宅のメンテナンス
家族がシンガポールに来ている間の3年間は自宅は空き家にしていました。週1回程度、近所の親しい奥さんにお願いして風を通していただきましたが、それでも改めて住むとなると色々とメンテナンスが必要になってきます。
(1)壁紙の張り替え・・・リビングの壁紙も人が住んでいないせいか、なんとなく汚れてしまいましたので、壁と天井を張り替えました。ついでにトイレの壁紙も張替えたので、とても新鮮な感じです。
(2)湯回り品の交換・・・長い間使わなかったせいかガス湯沸かし器がおかしくなっていましたので、新品に交換しました。せっかくなので従来より大容量のものに交換したら、台所でお湯を使っている間でもシャワーが勢い良く出るようになり快適です。あわせてお風呂と洗面台のシャワーなどの蛇口も新品に交換しましたので、使い勝手は良くなりました。これらは家を新築して以来15年以上も使い続けていたので、今回新品に交換できたのは、却っていい機会であったと思います。
(3)カーテンの交換・・・カーテンも壁紙同様に汚れていたので思い切って新品に交換しました。リビングだけでなく子供の部屋も全て交換です。これだけで部屋のイメージが変わりました。

 ブロードバンド開通 (インターネット接続環境)
今や必須とも言えるパソコン接続環境を早急に作らなければなりません。日本の好きなプロバイダに連絡取りネット接続します。私の場合は光ファイバ(Bフレッツ)を nifty を通して開通させましたが、申込はシンガポールにいる時点で先に済ませておきました。もちろんWEBから出来ます。
しかし光ファイバ工事はNTT東日本に依頼するのですが、とても混雑していたので開通工事が完了したのは5月中旬、何と2ヶ月待ちとなってしまいました。それまでは遅いダイヤルアップでずっと我慢していました。でも我慢した甲斐があって、
光ファイバーが開通した後はその速さに感動しています。ADSLなんて目じゃない位速く、インターネットを見ていてもイライラすることはほとんどありません。例えば私のHPのスライドショーも結構大容量(3〜4MBあります)で重たいのですが、これをダウンロードするのも「ズビビ・・ッ」という感じであっという間にダウンロードしてしまいます。実に感動ものです。

 家電品、家具の購入
家族全員で海外へ行く場合には、日本で使っていたテレビ、洗濯機などの電化製品は長期間使用しないことになります。聞いた所、2年以上使わないと電化製品はダメになってしまうようです。我が家の場合は既に10年近く使用した電化製品ばかりでしたので、シンガポールに家族を呼び寄せた時に、全て廃棄してきました。そのため、帰国後は全ての電化製品を新しく買いなおすことになりました。これは結構なお金が必要になります。

買い揃えたのは、テレビ、ビデオ、冷蔵庫、洗濯機、クリーナ、炊飯器などです。最近の電化製品は急激に良くなっていることに驚き、買う前にもずいぶん迷いましたし、何よりもどれがいいのか、一から勉強し機種選定を行いました。

テレビは薄型の液晶テレビ(32インチ)でハイビジョン・デジタル放送対応品です。ビデオもそれに合わせてデジタル対応のHDD内臓DVDビデオにしました。デジタル放送の写りの良さには感激しました。従来のブラウン管とは全くレベルが違います。冷蔵庫などは奥さんの好みで使い勝手のいいものを選定。これら合わせた購入金額はざっと50万円以上。大変な出費ですが、大抵の会社は帰任手当てがそれなりに出ますので、余程高級なものを買わない限り何とかそれでカバー出来るかと思います。

このように海外から帰国すると、生活立上には相当なお金がかかります。もし海外で貯金がほとんどないとなると非常に苦しいはずですので、ある程度は意識して貯金しておく必要があるでしょう。でもお金を掛けた甲斐はあります。電化製品、カーテン、車など、主な生活用品はだいたい新品の最新のものに置きかわるからです。これは日本で暮らし続けていたらなかなか出来ないことでしょうが、海外から帰ってきたら必要に迫られてやってしまうのです。
結果的に生活環境は非常に良くなりました。

(2005年6月4日)
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